【使わない言葉3選】幼児向け和太鼓レッスン
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幼児向け和太鼓指導で「使わない言葉」3選!
こんにちは!
幼児向けの和太鼓レッスンが大得意な、りょう先生こと和太鼓奏者の大橋亮介です。
今回は、「和太鼓レッスンの時に使わない言葉3選」というテーマでお話しします!
保育園や幼稚園で和太鼓を取り入れることになったけど、「どうやって指導すればいいの?」と悩んでいる先生方へ。
少しでも参考になれば嬉しいです!
指導で絶対に使わない3つの言葉
私がレッスンの時に「絶対に使わない!」と決めている言葉が3つあります。
それが、
☑ 「ちゃんと」
☑ 「しっかり」
☑ 「きちんと」
この3つです。
普段、何気なく使ってしまう言葉かもしれません。
でも、実はこの言葉、子どもたちにはほとんど伝わっていません!
なぜ「ちゃんと・しっかり・きちんと」は伝わらないのか?
例えば、こんなシーンを想像してみてください。
🔹 先生:「ちゃんと打って!」
🔹 先生:「しっかり力を込めて!」
🔹 先生:「きちんと並んで!」
すると、子どもたちはどうなるでしょう?
「え?ちゃんとってどういうこと?」
「しっかりって、どのくらい?」
「きちんとって、どんな風に?」
大人にとっては当たり前に伝わる言葉でも、子どもたちにとっては「どんな風にすればいいのか」が具体的にわからないんです。
先生が思っている「ちゃんと」と、子どもが思っている「ちゃんと」は違う
例えば、「ちゃんと打って」と言われたとき、
先生がイメージする「ちゃんと」は、
✅ 太鼓の中心を叩く
✅ バチをしっかり振り上げる
✅ リズムを合わせる
こんなことかもしれません。
でも、子どもにとっての「ちゃんと」は、
✅ なんとなく叩けばOK?
✅ バチを持ってるからOK?
✅ 音が出ればOK?
こんなふうに、それぞれの解釈が違う場合があります。
すると先生は、
「いやいや、そうじゃない!」
と思ってしまいますよね。
じゃあ、どうすればいいの?
「ちゃんと・しっかり・きちんと」を使わない代わりに、具体的な言葉に置き換えると、子どもたちにも伝わりやすくなります!
例えば、
✅ 「ちゃんと打って!」
➡ 「こんな感じで打てるかな?」(先生が見本を見せる)
✅ 「しっかり力を込めて!」
➡ 「おりゃー!って感じで打てるかな?」(動作を交えて伝える)
✅ 「きちんと並んで!」
➡ 「ここにまっすぐ並べるかな~?」(目印を使って並ばせる)
このように、子どもが「どうすればいいのか」分かるような言葉や動作に置き換えることが大切です。
「ちゃんと・しっかり・きちんと」は便利だけど…必要ない!
「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」って、実はとっても便利な言葉ですよね。
つい無意識に使ってしまうことも多いと思います。
でも、実際には子どもに伝わらないことが多く、レッスンがスムーズに進まなくなる原因にもなります。
だから私は、和太鼓指導に限らず、日常生活でもこの言葉は使いません。
具体的な言葉で伝えると、子どもたちも理解しやすい!
子どもたちは、「どうやればいいのか」がわかれば、それをやってみようとします。
言葉だけで伝えるよりも、見本を見せたり、感情を込めたりしながら伝えると、より理解しやすくなるんです。
例えば、
🌟 「こんな感じで、ドドドドドドー!って大きな音を出してみよう!」
🌟 「手をめっちゃ上に上げて、ワ―って言いながら叩くよ!」
こんなふうに伝えると、子どもたちもワクワクしながら和太鼓を叩いてくれます。
まとめ:「ちゃんと・しっかり・きちんと」を使わないだけで指導がスムーズに!
🔴 「ちゃんと・しっかり・きちんと」は子どもに伝わりにくい
🔴 先生のイメージと子どものイメージは違うことが多い
🔴 具体的な言葉や動作に置き換えることで、伝わりやすくなる
🔴 言葉だけでなく、見本を見せたり感情を込めて伝えると、より効果的!
この3つの言葉を使わないだけで、子どもたちの動きが変わり、レッスンがぐっとスムーズになります!
ぜひ、今日から意識してみてください!
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また次回も、幼児向け和太鼓レッスンのコツをお伝えしますので、お楽しみに!🥁✨